
19December
2003 : FridayID-48
ホテトル 日本人旅行客による集団買春で国際手配
9月に中国広東省珠海市で起きたとみられる日本人旅行客による集団買春問題で、中国側は14名の実刑判決(内2名終身刑)、日本側は3名が国際刑事警察機構(インターポール、ICPO)による国際指名手配の対象になった模様です。
買春、売春というのは暗黙の了解の元(法で禁止されていたとしても)、ビジネスとして成り立っている街が多数世の中に存在します。この珠海市もそういうビジネスで成り立っている街だったようです。いくら暗黙の了解が成り立っているとは言え、今回の件は目に余る物が在り過ぎた為に中国側が摘発したと思われます。
日本では、(今の所)法に触れない為実名は伏せてありますが海外では会社名、手配中の3名は実名で報道されています。インターポールによる国際指名手配という事は、あのウサマ・ビンラディンと同等の手配という事で、手配中の3名は出国した場合、その国が中国と犯罪者の引き渡し条約を結んでいた場合は犯罪者として逮捕されるそうです。そもそも国際指名手配とは各国に注意を促すといった感じの物みたいです。
この問題の会社、現在退職者が後を絶たないとか…。
ただ中国以外のメディアの反応だと、やり過ぎだとかいう批判もあるようです。まぁ、中国では買春斡旋で重いと死刑判決もあるくらいだという事なので、中国側としては当然の対処をしただけみたいですが。
何にせよ日本人のモラルの無さを露呈したのは確かで…ちょっと恥ずかしい事件です。