22December
2003
: MondayID-51

男祭りの見どころ

3大会の中では一番、メンバー的にも盛り上がり的にも充実している感じのするPRIDE SPECIAL 2003 男祭りですが、ワタクシが注目している見どころをご紹介してみたいと思います。
まだ全カードが発表されてないという、ちょっと普通ではあり得ない混沌とした状況になっている現在の日本格闘技界。そんな中、既に発表済みであるカードについて触れようと思います。

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吉田 秀彦 vs ホイス・グレイシー
恐らくメインイベントになるこの対戦。時間無制限、レフリー無しのルールで行われます。勿論レフリー居ないからと言って何でもありという訳ではなくて、プライドルールはきちんと適用されます。レフリーが居ないのはグレイシーが過去に二度レフリーの独断による試合のストップでTKO負けを食らっているからです。
どうやっても外せないと思われる関節に、ただただギブアップもせず悲鳴を上げて耐えるだけのグレイシーに安全を考慮してストップを掛けているにも関わらず、その後は「ギブアップしてねぇだろぉ!!」と突っかかり客席からはブーイングの嵐。バーリトゥード創世記には神のような存在であったグレイシー一族は今やもう、ダダっ子集団でしかありません。強引に自分に有利なルールで試合を組ませ、負ければイチャモン付ける。

まぁこれが宮本武蔵と同じ?グレイシーの負けないカラクリの一部なんでしょうが、今回の吉田は負けない自信がかなりあるのか「気の済むまで付き合うよ」と二つ返事でOK。勝手にいろいろ言いやがってと腹の中は煮えくり返ってると思います、是非ともあの一族でビッグマウスなグレイシーをギャフンと言わせて欲しいものです。
因にフジTVでは、24:30から?生放送番組が組まれているのでそれまでに終わってない場合は二次元中継になるらしい?(笑)


坂田 亘 vs ハイアン・グレイシー

坂田
こちらもグレイシーですが、このハイアンというのはグレイシーにしてグレイシーにあらずという感じの人です。犯罪歴多数、拳銃で撃たれた事やナイフで刺された事ある根っからのピットファイターです。ハイアンの試合はネチネチ感がなく、ガツガツした試合をいつも見せてくれます。対戦相手であった大山峻護の腕をためらいなく折るし、ボコボコ殴りまくります。かなり強いファイターです。
一方の坂田はリングスで育った異種格闘技戦のエリートみたいな感じです。今回の彼の見どころはその試合内容でなく、リング外にあります。前々から交際が噂されているプライドの看板娘、小池栄子が間近で見守っているのです。小池栄子は激情型なので、彼氏が目の前でボコボコにされると我を忘れてリングインする恐れもあります(笑)。
この試合はリング内よりもリング外で絶叫するかと思われる中継席が要注目です。


公私ともども順調な高田総括本部長の「お前、男だ!!」という名台詞には当てはまらない、この二試合が今回の男祭りの注目だったりするところが、矛盾してて面白いです。



  • so-su :
  • 10:31 AM
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