21December
2003
: SundayID-50

中田英寿 中田(英)移籍の噂

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最近パッとしないヒデですが、毎年噂は立つ移籍話が今年も例に漏れず立っている様子。只、今年はかなり信憑性は高そうで、現在所属しているパルマの親会社のイタリア最大手の食品メーカー、パルマラットの負債総額が現在約8032億円、実力の評価がピークだったローマから移籍して来た時の移籍金が約32億円。現在の年棒は当時の三割減の約3億7500万円と言われています。

評価に伴わない高給取りとなっているヒデの移籍金が最大のネックで、パルマ側としては移籍した当時の金額に限りなく近い方がいいに決まってますし、取るクラブとしては試合もろくに出ない状況の選手に対して何十億もの移籍金を積むのは馬鹿げていると思っているはずです。

Gift Guide

そんな中、今回浮上したのがボローニャへのレンタル移籍話。


レンタル移籍というものは、籍はパルマに残したまま契約した期限内はボローニャに貸し出して給料もボローニャが払うという物です。巨大になるであろう移籍金が発生しない点が信憑性を高めます。更に、今期は昨期のチーム得点王ムトゥがチェルシーに、インテルからモルフェオというトップ下の選手がパルマに電撃移籍した為、シーズン前予想されていたヒデトップ下というポジションは消え去りました。
元々監督であるブランデッリとの確執を噂されていたヒデですが、態々モルフェオという同じタイプの選手を取ったのは、やはりヒデを使いたくないが為でしょうか。予想どうりヒデの出番はほぼ無くなり、カップ戦用選手のような感じに現在はなっています。(一般的にカップ戦は、さほど重要視されない為に控え選手と大幅に入れ替えて戦う)

最近のマーケット事情を見ても、若干金額が高くなっている日本人選手を取るよりも、同じアジアの韓国や中国の選手の方が遥かに安値で活躍するというのが常識化してる風潮もあります。では、何故態々日本人選手を取るのかと言うと、サイドビジネスの見返りが非常に大きい為です。グッズ関連は元より、色々な面での収入が見込めるので日本人プレイヤーは今の所実力重視ではなく、第一に商用として獲得するような感じになっています。


今回移籍が噂されているボローニャにはマッツォーネ監督というヒデがペルージャに移籍した当時の監督が采配を奮っており、ペルージャの口うるさいガウチ会長の所為もあったと思われますが、実力が定かでないヒデを使い結果を出させてくれた所謂恩師です。マッツォーネはあのロベルト・バッジョも慕っているという名監督で、今期ブレッシァからボローニャの監督になった際にバッジョも一緒に移籍するのでは?と噂された程です。
ブレッシァ時代にもヒデの獲得を強く望んでいたらしく、今回の移籍話が実現すればまた、日本のヒデここにありというものをセリエAで見せてくれると思います。今期限りで引退を表明しているバッジョですが、今期もケガの為ほとんどプレイ出来ていないのでもしかすると来期まで引退を引き延ばしボローニャに移籍してマッツォーネの望んでいたコンビが見れないか?昔、ボローニャに在籍してただけに体が持てば……と期待しています。


最近、評価されていない日本人の復活のきっかけとしてヒデが頑張って他選手にもいい環境を与えて欲しいものです。



  • so-su :
  • 08:31 AM
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