破産 デジキューブ破産

デジキューブが破産　ゲーム市場の落ち込みで

大阪証券取引所ヘラクレス上場のゲームソフト卸、デジキューブは２６日、自主再建を断念し、東京地裁へ破産を申し立てたと発表した。負債総額は約９５億円。
同社は１９９６年２月にゲームソフト大手、スクウェア（現スクウェア・エニックス）の１００％出資で設立。コンビニへのソフト販売を主力に業績を拡大したが、近年のゲームソフト市場の落ち込みで販売が低迷していた。
２００２年にはビデオレンタルのカルチュア・コンビニエンス・クラブやコンビニ各社などの支援を受けたが、０４年３月期で約２７億円の純損失を計上、債務超過に転落する見込みとなったことから、事業継続は困難と判断した。（共同通信）

とうとう破産してしまった模様…。
デジキューブch終わらせた頃から一年ちょっと経つでしょうか？とうとうこの日が来たって感じです。コンビニで働いてた為、結構愛着あったんですけどねぇ。デジキューブchもスカパーで見る番組ない時に非常にお世話になってたし。今、人気↑の小倉優子姫やら眞鍋かをりやら仲根かすみとか今第一線で働いてる人たちがデジキューブchのナビゲーター役やってましたしのぉ。ちょっと残念です。

マーケティングがちょっと駄目っぽかったですね。定価で売るし取り扱いもそんなに多くない。特にCDとかDVD、ビデオなんかはほぼ売れませんでしたし。ゲームもほぼ売れないし、予約はほんと数えきれるくらいの利用者しか居なかったです。FFとかのヒットソフトでも予約は期待してる数の半分くらい。でも、予約なしでそういうヒット作を買いに来る人は大勢いましたね。当然在庫ないんで売り切れ。
何だったかなFF8の時だったかな、デジキューブ独占販売で色んな所から批判くらった事もありましたしねぇ。お店で予約してない人の分見積もって50本くらい取ったんですけど、全然数足りなくてFF9の時多めに取ったら余りまくって必死に売った覚えも…（苦笑）。

日本人の性格からして大人がコンビニで買うのが恥ずかしいという心理もあったらしく、そういう点で改善がなされない点も駄目だったですね。

あと定価で売ってる割にお店に利益が出ないのもデジキューブの特徴でした。具体的に言うとゲーム1本売るのとタバコ10箱売る利益が一緒…（苦笑）。
店側も当然タバコ10箱売った方が簡単で需要も大きい為、さほど力を入れてませんでした。本当、利益率を知ってるとFFなどで予約活動するのが馬鹿らしいと思ってましたし。まぁ、自分は朝7:00にソフトが手に入る為に結構利用してた人間なんですけどね。
実際は2:00前に納入されるので即買いしてやってたんですけど……（笑）。

今のインターネットの普及率からして、必要性がなくなったっていうのが一番の要因でないでしょうか。
因にデジキューブの公式は、撤去された模様。